課題とその背景
オーアンドエム工芸社(カンボジア工場)は、社内システムの運用効率に課題を感じておりました。生産管理、受発注処理において、複数の資料への手動入力が必要であり、特に複数の発注が重なると、デスクワークに多くの時間を費やさざるを得ない状況でした。また、日本と比較してアジア諸国は離職率が高いことに加え、発注元が日本の会社であることから、日本人でなければ対応できないことも多く、退職社員の引継ぎ時間が十分に取れず駐在日本人が受発注入力作業を行い、生産現場での業務に十分な時間を割くことが困難でした。