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第三四半期決算発表及び当期業績予想の修正について

  • 2015.08.10
①本日、第22期第三四半期決算短信を発表しました。

連結売上高については対前年比5.5%減の2,540百万円となりました。

減収の要因は期初より情報通信機器事業において営業手法の抜本的改革を実行していることが主な要因であります。
第一四半期決算短信で発表のとおりスタート当初の第一四半期においては直営チャネルの売上高が対前年比31.5%減と大幅な減収となりました。第二四半期以降においては新しい営業手法が徐々に浸透してきたことにより回復傾向にはありますが、第三四半期累計では情報通信機器事業全体の売上高が対前年比8.9%減の2,401百万円となりました。
一方、BPO事業においては、営業強化と前期のM&Aによる顧客基盤拡大効果により、継続顧客数が対前年比3.6倍になったことが寄与し、事業全体の売上高が対前年比33.6%増の246百万円と大幅な増収となりました。

利益面については、売上高が減収となった一方で、販売管理費においては営業手法改革導入の初期投資費用やBPO事業における円安による現地オペレーションコストの増加、IPビジネスホン国際電話被害顧客への対策費用等により対前年比64百万円増加したことが影響し、営業利益は-123百万円、経常利益は-127百万円、当期純利益は-147百万円と全ての利益指標で赤字となりました。

②当期業績予想の下方修正について

上記の第三四半期までの実績及び第四四半期の業績見通しを精査し、通期の業績見通しを以下のとおり修正いたします。

主力の情報通信機器販売事業につきましては、営業手法改革を継続して顧客満足度向上を図りつつデジタル複合機及びUTMの新販売施策の実施効果により、第四四半期で1,099百万円の売上を見込みます。又、並行して「Ret’Sひかり」の販売にも注力することにより、来期以降の安定収益基盤の確立も目指します。BPO事業につきましては継続して堅調に推移していることから、第四四半期で売上高111百万円を見込みます。
(両事業の第四四半期の対策につきましては本日同時に発表しました決算説明資料をご参照ください)

この結果、通期の業績予想につきましては、連結売上高については対前年比微増の3,720百万円を見込んでおります。各利益指標につきましては営業利益30百万円、経常利益30百万円、当期純利益も同様の30百万円を見込んでおります。

以上の通り、今期の利益見込みにつきまして大幅に下方修正することとなってしまい、株主の皆様にご迷惑をおかけしたことをこの場をお借りして深くお詫び申し上げます。

又、復配につきましては今回発表の修正予想を達成すれば2期連続の当期黒字となる見込みですが、来期以降の利益見通しや将来の市場環境等を総合的に勘案して決定したいと考えており、現時点では未定とさせていただきます。

本日発表した決算数値につきましては大変不本意な結果とはなっておりますが、この3月より月間の連結売上高については5ヶ月連続で対前年比増収を記録し、修正予想の売上で着地すれば連結ベースでは8期ぶりの増収となる見込みです。又、インターネット光回線「Ret’Sひかり」の獲得、BPO事業における継続顧客の大幅増、子会社によるレンタル事業などのストック収益も確実に積み上がってきており、2017年度をゴールとした中期計画の達成に向けての基盤構築は確実に進んでおります。

株主の皆様におかれましては、上記のグループ各社の取り組みを何卒ご理解いただき、今後とも末永いご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。






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プロフィール

プロフィール

伊藤 秀博Hidehiro Ito

生年月日:1962年11月12日
性別:男性
血液型:B型
住所:日本、マレーシア