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本日のリリースについて

  • 2015.02.06
 ①第一四半期決算の内容について

本日第22期第一四半期決算を発表しました。

連結売上高については対前年比11%減の763百万円となりました。

減収の要因は情報通信機器事業において営業手法の抜本的改革をスタートさせたことにより、一時的に商談件数が大幅に減少し、直営チャネルの売上高が対前年比31%減と大幅な減収になったことが主な要因です。

利益面については、売上総利益率の高い直営チャネルが大幅な減収になった影響でこの四半期の売上総利益率が20.0%と対前年比6.4ポイント低下したことやBPO事業における円安の影響で現地オペレーションコストが上昇したことなどにより、営業利益は-74百万円、経常利益は-75百万円、当期純利益は-78百万円となりました。

この四半期では赤字スタートとなりましたが、営業手法の改革による一時的な売上の減少及びBPO事業における買収子会社の統合前のコスト増はある程度想定していたため、今期においては上半期の業績予想は開示しておりません。又、本日発表した新規事業(UTMの合弁会社設立による卸売事業)及び新商材(Retsひかり)の販売開始による収益リカバリー施策、従来から当社の利益構造は後半追い込み型で、前期においても年間利益の88%は第四四半期で計上していることから、今期の年間利益見通しの達成は現時点においては充分可能であると判断しております。


 ②合弁会社の設立について

当社は2013年より、中国NO1のセキュリテイメーカーであるビーナステック社のUTMを販売しておりましたが、同社ブランドのUTM商品を日本国内における総販売元として卸売事業を展開する新会社を同社と共同で設立することを本日の取締役会で決議いたしました。

新会社に対する当社の出資比率は51%で、新会社は当社の連結子会社となる予定です。

新会社の3年後の売上目標は10億円で、中期経営計画の最終年度における情報通信機器事業の約17%を同事業によって担うことを目指します。


 ③新商材の販売開始について

昨年来より、NTT東西がフレッツ光サービスのコラボレーションモデルを開始するということが発表されておりましたが、この度当社も当社独自の料金プランによるインターネット光回線サービス「Retsひかり」の販売を開始することを決定しました。約6万社の当社グループの既存顧客はもちろんのこと、同サービスを切り口に新規開拓営業も積極的に展開し、今期末(9月末)までに1万社の受注獲得を目標としています。もし、目標どおりに1万社の受注を獲得できれば、当社顧客の平均使用電話料金から想定できる来期の同サービスの年間売上予想は約15億円が見込めることになり、当社のストック収益基盤は大変強固なものになります。

上記二つの新たな事業展開を全力で推進することにより、2017年をゴールとした中期経営計画を完全達成させ、株主様をはじめとしたステークホルダー皆様方に貢献したいと考えております。今後とも皆様方のより一層のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

又、本日の決算発表後に当社のサーバーシステムがダウンし、数時間に渡り当社ホームページが閲覧できない状況となってしまいました。大変ありがたいことではありますが、多くの投資家の皆様方が当社IR情報の閲覧をするために一度にアクセスされたことにより、システムがダウンするという事態を招いてしまいました。
そのため多くの皆様にご迷惑をおかけすることとなってしまい、この場を借りて深くお詫び申し上げます。
当社はBtoB企業であるため、同時に大変多くの方が当社ホームページを閲覧するという状況を正直想定できていませんでした。
今後このような事態が再発することのないよう、できるだけ早急に対策を講じていきますのでご了承のほど、合わせてお願い申し上げます。

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プロフィール

プロフィール

伊藤 秀博Hidehiro Ito

生年月日:1962年11月12日
性別:男性
血液型:B型
住所:日本、マレーシア